ダイニングテーブルの天板を購入
最近、ダイニングテーブルとして使っていた机の天板が小さく、不便に感じていた。そこで初めて天板を購入して、一人で天板を交換してみた。
今まで使用していた天板は不要になった折り畳み机の天板を再利用したもの。折りたたみ机から天板のみを引き剥がし、別途購入したテーブル脚に装着していた。
テーブル脚はこれ。
85cmはかなり長い方だと思う。着席時に、私の足が天板の底面と床の両方に対してに窮屈にならないので気に入っている。
一方の天板は幅50cm、奥行き48cm。
あいにく私は一人暮らしで当面同居人が増える予定がなければ、来客の予定もないにしても小さい。
ダイニングテーブルごと購入しようかとも考えたが、今あるテーブル脚をそのまま利用したいので、今回は天板のみを購入した。
購入したのはこちら。
厚さ2cm、幅50cm、奥行き90cmのクリア色。注文から1週間ちょっとで到着した。
(裏面で撮影してしまったようで、他の画像と木目が一致しておりません。)
コレらを組み立てていく。組み立てるといっても天板に脚をセットして、ネジを締めるだけ。
途中、2本目のテーブル脚を取り付ける際に、天板にヒビが入るというハプニングがあったが、気にせず進めていく。
ものの5分ほどで完成。
幅、奥行き共に理想的。脚の長さも含めて私の理想的な大きさに仕上がった。木の質感もいい感じで、かなり満足していた。
しかし、数時間後、異変に気付く。
コップを置いておいた跡が、明らかに劣化している。さらに水がかかった部分は跡になり、気が付けばこの通り。
「まあ、拭けばすぐ取れるでしょう。」→拭いても取れない。
「まあ、放っておけばそのうち消えるでしょう。」→完全に跡が残る。
調べてみると防水加工がされていないのでこのような惨事に陥ったようだ。
自分の知識のなさとリサーチが不足していたことに呆れた。。
天板の防水加工方法
どうやらヤスリで研磨した後、水性のウレタンニスをぶっかけるといい感じに仕上がるということが判明。どうしてもその日中に仕上げたかったので、Amazonで注文するのではなく最寄りのホームセンターに走り購入した。
購入したのは、サンドペーパー2枚 (240番と800番)、万能ハケ、水性ウレタンニス。
水性ウレタンニスはこの和信ペイントの商品の評判が高くこちらの商品を選んでおけば間違いはなさそう。食品衛生法適合なのでダイニングテーブルにも適しているようだ。
また、購入後にウレタンニスの使用方法を見てみると、サンドペーパーは240番と400番あたりが適しているようだ。(サンドペーパーの番号は目の粗さを表しており、番号が小さければ小さいほどと目が荒いということを初めて知った。)
帰宅後、ウレタンニスの記載されている使用方法に沿って進めていく。
①サンドペーパー240番くらいで研磨する
まずは水跡の部分を重点的に磨き、そのあと全体を5分ほど磨けば汚れはなくなった。
②磨いた後に出たゴミや汚れをしっかりと回収する
磨いた後の汚れをキッチンペーパーなどで拭き取った。
③水性ウレタンニスを全体に満遍なく塗っていく
使用するときは容器をよく振り十分に混ぜる。原液のまま使えるのでかなり便利。粘度が高すぎる場合は水で少し薄めると良いようだ。
(ウレタンニス塗装後)
④20℃の環境で90分ほど乾燥させる
この日の私の部屋の室温は窓全開ということもあり18.4℃だったので、100分ほどだろうと勝手に予想して乾燥させた。
~100分後~
1度の塗装を終えた状況はこのような感じ。一度で汚れや水跡はなくなった。
⑤再度塗装する前にサンドペーパー400番くらいで磨いていく
上塗りする前に再びサンドペーパーで磨く。私はよく確認せず800番のサンドペーパーを購入したので、磨くのが、大変だった。
⑥ ②~⑤を2~3回繰り返す
強欲な私は4回塗装を行った(意味があるかは不明。)
ほとんど乾いてからはサーキューレーターで風を当てて早く乾くようにした。4回目終了後は下記のようなに仕上がった。
買っておけばよかったもの
ブルーシート
塗装の際にウレタンニスがどうしても床に飛び散ってしまうためブルーシートや新聞など下に敷くものがあったほうがよかった。私は用意するのを忘れていたので、普段椅子の下にひいているフローリングを傷つけないための、フローリングシート切り売り材を下に敷きなんとかことなきを得た。
しかしそれでもフローリングに飛び散ったニスがあり、取るのには苦労した。
コテバケ
今回は万能はけを購入したが、コテバケがあった方が良かったかもしれない。効率的に満遍なく綺麗塗装できるみたい。
ウレタンニスは130mlでよかったかも
和信ペイントの水性ウレタンニスは130ml、300ml、700mlの量で販売させている。
今回は300mlを購入して200mlほど使用した。90×50センチの天板を4度塗りして100mlほど余っている。使用説明をみてみると、2~3度塗りと書いてあるし、もう少し効率よく塗装できれば130mlの方でちょうどだったかもしれない。
まぁしかし次回以降の修繕や、他のDIYの時に使えると思うので良しとする。
天板交換し気づいたこと
必ずしも安いとは言えない
大きさや品質にこだわらないのでであれば、1人用のダイニングテーブルは楽天などで8000円前後で販売されてる。
今回の費用は、天板が送料税込7000円ほどでテーブル脚が送料税込6000円ほどなので合計13,000円ほどになる。
作業時間も、塗装の乾燥待ち時間が大半だが約7時間ほどかかっている。
DIYといえば「安い」というようなイメージもあったが、必ずしも既製品より安くなるというわけではないということが身をもってわかった。
その達成感たるや
自分で天板と脚を用意して組み立てることで自分だけのダイニングテーブルができた。失敗して、テーブル脚を取り付ける時に天板にひびを入れてしまったがそれもまた愛嬌。自分が時間をかけて作ったものなので、愛着を持つことができる。何より完成した時の達成感はなかなかのものだった。
理想通りの大きさの机は快適
理想通りの大きさの天板と理想通りの長さのテーブル脚を用意したので理想通りの大きさのダイニングテーブルを作ることができた。天板に防水加工がされておらず、水でボロボロになると気づいた時はどうなるかと思ったが、かなり満足できるダイニングテーブルに仕上がったのでかなり満足している。
抜群の防水性!和信ペイントのニスは間違いない
水性ウレタンニスの塗装後は問題なく、水を弾くようになった。
他の水性ウレタンニスを使ったことはないので比較はできないが、今回購入した商品は評判通り良いものだったと思う。