自宅のPCを以前はデュアルディスプレイやトリプルディスプレイにしていたんだけど、約2年以上前から43インチ4Kモニターのシングルディスプレイで使っている。
結果、デュアルディスプレイをやめてからモニター周りの不満が全くなくなった。
今回はデュアルディスプレイをやめて、4K43インチモニター1枚にしたことについてまとめます。
ベストな作業環境が見つからない
昔から自宅での作業環境が定まらず、頻繁に変更してきた。
モニターの枚数を増やしたり減らしたり、モニターの大きさを変更したり、モニターの向きや位置を変えたりと色々試してきたんだけど、これがベストと言えるような作業環境が見つからなかった。
デュアルディスプレイはベゼルと境目が気になる
デュアルディスプレイにするとベゼルとモニターの境目が気になるようになった。
極狭ベゼルのモニターでもデュアルディスプレイで使うと気になって作業に集中しにくい。
これはPC上でアプリやソフトを2台のモニターにまたがって表示するとどうしても境目ができてしまうから。
モニター同士ピッタリくっつけて配置しても間が少しは空いてしまう。
デュアルディスプレイはモニター選びが面倒
デュアルディスプレイ環境を構築する場合は、モニター選びがより面倒になる。
デスクトップPCの場合は1台のメインモニターとサブモニターとして使うのか、2台ともメインモニターとして同列に使うのかでモニターの選び方は大きく変わる。
ノートPCの場合も、モニターがノートPCの画面に対してどれくらいの大きさがベストなのか等を考える必要がある。
また、モニターの品質はもちろん、VESAマウントを使うのか、縦置き横置きどちらで使うのかなどでもモニターの選び方が大きく変わる。
デュアルディスプレイにすると考えることがかなり増える為、選ぶのが面倒くさい。
デュアルディスプレイにすると配線が増える
当然だけどデュアルディスプレイにすると配線が増える。
使っている環境にもよるけど、基本的にモニターの分だけ電源ケーブルとディスプレイケーブルが増える。
だから、一時期トリプルディスプレイにしていた時はなかなかのカオスだった。
ごちゃごちゃした配線は見た目が悪い上に単純に邪魔。下手したら火災などにつながる可能性もあるので、注意が必要。
デュアルディスプレイやめることを決意
以上のようにいくつか不満を持ちながらも、デュアルディスプレイ環境でiMacを使用していた。
だけど、ある転機が訪れる。
それがM1 Mac miniの発売だった。M1チップの性能と圧倒的なコスパに惹かれてiMacからの買い替えをすぐに決断した。
そして、これを機にデュアルディスプレイをやめて大きめの4Kモニターのシングルディスプレイにすることにした。
というのも、iMacのと一緒に使っていたモニターはフルHDの23インチだった。あくまで、iMacのサブモニターという役割だったのでこれで十分だった。
だけどこれをMac miniのメインモニターとして使うには心許ない。せっかくのM1 Mac miniを楽しめない。
だから、Mac mini購入を機にディスプレイ環境も一新することにした。
フィリップス4K 43インチモニターを購入
デュアルディスプレイではなくて4Kモニター1枚にすることにしたので、40インチ以上のでかめのサイズから4Kモニターを探した。
購入したのはフィリップスの43インチ4Kモニター”438P1/11″。
これまで使ったことあるモニターの最大サイズは31.5インチだったので、それより大きいサイズは初体験。未知の領域への挑戦だった。
43インチモニターでも慣れればでかくない
43インチモニターを買って一番心配していたことは、大きすぎて視線移動がしんどい問題。
最初の方こそは慣れないモニターの大きさに少し戸惑った覚えがあるが、数日も使えば何の問題もなくなった。
2年以上使っている今となっては43インチモニターが大きいとも思わなくなった。
作業効率が上がった
デュアルディスプレイで使っていたときはベゼルやモニター同士の境目が気になっていたが、4K43インチモニターにしてからは当たり前だがそんなことが全くなくなった。
画面が大きいので複数のアプリやソフトを同時に開いてもストレスなく切り替えられるし、めちゃくちゃ快適に作業が行えるようになった。
モニターアームの代わりにテレビスタンドを使用
43インチのモニターに使えるモニターアームはそれほど多くなく、選択肢が限られる。
中には43インチ対応のモニターアームもあるが、高価な製品が多い。
また、大きくて重たい43インチモニターをモニターアームで支えるのも不安だった。
だから、モニターアームの代わりにテレビスタンドを使うことにした。
使ってみた結果、結構安定している。
通常時はもちろん、地震など多少の揺れがあっても落下や転倒してしまいそうになったことはないので頼もしい。
唯一の欠点は高さ変更が大変なこと。
高さ調整には六角レンチが必要な上、重たいモニターを一時的に自分の手で支えないといけない。頻繁に高さを変更するのはしんどい。
せっかく昇降可能なスタンディングデスクを使っているのに勿体無い。
デュアルディスプレイは不要だった
数年はデュアルやトリプルディスプレイでPCを使用していたんだけど、どのように環境を構築してもどこかしっくりこなかった。
モニターを買い替えたり、モニターの位置や角度を変更して問題を解決しようとするとまた違う問題が発生する。そしてまた、ディスプレイの買い替えを検討して・・・の繰り返しだった。
それがデュアルディスプレイをやめて、4K43インチモニター1台で使うようになってその悩みは全て解決した。
配線は整理されたし作業効率もあがった。
デュアルディスプレイ環境構築に無駄な時間とお金を浪費してしまったのが残念ではあるが、試行錯誤したからこそ今の最高な環境に辿り着けたと思うので良しとする。