【iOSアプリの返品は簡単だった】iPhoneアプリの返金はいつ?

【iOSアプリの返品は簡単だった】iPhoneアプリの返金はいつ?のアイキャッチ画像

先日、購入済みのiOSアプリをダウンロードしようとしたところ、間違えて同じ会社の別のアプリを購入してしまった。
今までiPadだけで使用していた購入済みの有料アプリを、iPhoneでも利用しようとしたのだが、勘違いしてしまったようだ。

高額なアプリではなかったので気にせずに使おうとしたが、使い道がなかった。だから、アプリの返品・返金をAppleに申請してみることにした。

私は2010年に初めてiPhoneを購入して以来、10年以上AppStoreを利用しているが、アプリの返品を申請するのは初めてだった。
結果、無事に返品が認められ、料金も4日で返金された。時間や手間もほとんどかからなかったので、 iOSアプリの返金はかなり簡単にできるという印象を持った。

iOS アプリ返金・返品の手順

①reportaproblem.apple.com にアクセス

Appleのアプリの返金申請は、reportaproblem.apple.comから行うことができる。

アプリ返金申請方法の画像

最初からSafari等のWEBブラウザで訪れてもいいし、デバイスの設定から飛ぶことも可能。
iPhoneであれば、「設定」アプリからアカウント名をタップ。「メディアと購入」→「アカウントを表示」→「購入履歴」を選択。返品したいアプリを選択して、「問題を報告する」を選択すると、 reportaproblem.apple.comに飛んでくれる。

②返金リクエストを行う

reportaproblem.apple.comでサインイン後は、「ご用件は何でしょう?」の欄に「返金をリクエストする」を選択。

iOSアプリ返金リクエストの画像

 

「詳しい情報を提供してください。」の欄には、

・購入するつもりではなかった
・子ども/未成年者が承認なしに購入した
・サブスクリプションに登録するつもりではなかった
・サブスクリプションを更新するつもりではなかった
・購入したものが期待通りに動作しない
・App内課金アイテムを受領していない
・その他

の中から返品理由を選択。
今回私は「購入するつもりではなかった」 を選択した。

「次へ」を選択して、返品したいアプリを選択する。
「送信」を選択して申請は終了。

③申請結果を待つ

返品申請が完了した時点で、 Appleから「返金リクエストを受け取りました」という件名のメールが届く。 

メールに記載されているとおり、 48時間以内に結果が出るみたい。

アプリ返金リクエスト受付メールの画像

実際に今回の私の場合は、24時間以内に「返金リクエストの結果」という件名のメールが届いた。
届いたメールのリンクから確認してみると、返金が承認されたようだったので、安心した。

アプリ返金申請結果メールの画像

 

 

また、後日「払戻通知書」もメールで届いた。

アプリ払戻通知書のメール

 

 

reportaproblem.apple.comやiPhoneの“設定”アプリからも返金されていることが確認できる。

リクエスト状況の画像

アプリ返金済みのイメージ画像

 

当然だが、返金が承認されて以降はアプリをもう一度購入しないとインストールできなくなっている。

返品承認後は、インストール不可のイメージ

 

 

Appleからの返金されるのはいつ?

今回、返金を申請したのは8月23日。
8月24日に返金が承認され、実際に返金があったのは8月27日だった。

アプリが返金されたのは申請から4日後のイメージ画像

支払い方法によって返金にかかる時間は異なるみたいだが、今回は私が想像していたよりもかなり早く返金された。
ちなみに支払いに使ったのはクレジットカードと紐ついたプリペイドVISAカードの“Kyash”。

 

アプリ内課金やサブスクリプションも返金申請可能

承認されるかどうかは別として、有料アプリだけでなく、アプリ内課金やサブスクリプションの課金に対しても返金申請を行うことが可能。アプリ内課金やサブスクリプション課金も、有料アプリの返金申請と同じようにreportaproblem.apple.comから申請可能。

「ご用件は何でしょう?」の欄に「返金をリクエストする」を選択して、「詳しい情報を提供してください。」の欄には、状況に応じた項目を選択する。 

アプリ内課金やサブスクリプションも返金申請可能のイメージ画像

アプリの返金が認められない可能性もある

有料アプリやアプリ内課金、サブスクリプションの返金申請をしても、当然Appleの承認が通らないと返金されない。
一般的に、

・子供勝手に購入した
・アイコンが似たアプリを間違えて購入してしまった
・誤操作で購入してしまった
・購入したアプリが動作しなかった
・AppStoreの紹介内容と実際のアプリの動作に相違があった

のようなケースは返金が認められる可能性が高い。

一方で、

・購入したが不要になった
・アプリに飽きた
・何回も返品している
・アプリ内課金を使いすぎたから返金したい
・ゲームのガチャで良いアイテムが出なかった

というような常識のないケースでは、返金が認められないと考えられる。

Appの返品申請は簡単。正当な理由があるなら返品申請するべき

私は10年以上AppStoreを利用してきて、初めて誤ってアプリを購入してしまった。
本当にiPhoneに入れたかったのは“Pixelmator Photo”。

 

間違えて購入してしまったのは“Pixelmator”。

Pixelmatorのアイコン画像

開発は同じ会社とはいえ、名前が違うし、アイコンも全く違う。
さらに後ほど気づいたが、“Pixelmator Photo”はiPadOSにのみ対応しており、iPhoneにはインストールできない。
10:0で完全に私が悪い。

ただ、Appleに対して弁明させてもらうとするなら、AppStoreにも問題が起こる場合がある。
例えば、下記のように過去にインストールしたことがあるアプリは、再度インストールする際に「入手」ではなく、雲に下矢印のおなじみのマークで表示される。

 

にもかかわらず、私の環境で“Spotify”は2回目以降のインストールであっても「入手」と表示される。

 

何度インストールとアンインストールを繰り返しても、デバイスに“Spotify”が ない限りは初めてインストールするのと同じように表示されている。
今回の“Pixelmator”の件でも、この現象が起こっているのだと勝手に思い込んでしまった。


誤購入の際の細かい理由はどうであれ、本当に買うつもりがなかっただけなら返品申請してみるべきだと思う。
何回も返品申請していない限り、細かい理由は問われずに「購入するつもりではなかった」を選択するだけで承認される可能性が高い。
時間も手間も殆どかからないので、やってみて損はない。