◯ コストパフォーマンス抜群
◯ ノイズキャンセリング機能付き
◯ 外音取り込み機能付き
◯ バッテリーが長持ち
◯ 軽くて、コンパクト
まとめ
7500円で買えるコスパ最高の完全ワイヤレスイヤホン
私は今まで完全ワイヤレスイヤホンはAirPods Proしか使ったことがなかったが、最近AVIOTのイヤホンを2つ購入した。前回の記事では、より気に入ったAVIOT TE-D01tについてまとめた。
AVIOT TE-D01tの特徴 ◯ コストパフォーマンス抜群 ◯ ノイズキャンセリング機能付き ◯ 外音取り込み機能付き ◯ バッテリー持ちは最高峰 ◯ ワイヤレス充電可能まとめ 欠点がほぼない、1万円で買える完全[…]
この記事では、AVIOT TE-D01qについてまとめていく。
AVIOT TE-D01qは2021年7月に発売された完全ワイヤレスイヤホン。AVIOT TE-D01tより3300円ほど安く、機能的にも少ないので、下位互換的な位置にあると言って差し支えないと思う。
AVIOT TE-D01qのスペック/性能
AVIOT TE-D01q | |
タイプ | カナル型 完全ワイヤレスイヤホン(左右分離型) |
重さ | イヤホン片耳:約5.5g ケース(イヤホン込み):約48g |
充電方法 | USB Type-C |
イヤホン本体充電時間 | 1.5時間 (※15分充電で3時間再生) |
バッテリー持ち
|
最大連続再生11時間(※充電ケース込で最大33時間) |
ドライバー
|
10㎜ダイナミック型 |
アクティブノイズキャンセリング
|
○ |
外音取り込みモード
|
○ |
対応コーデック
|
AAC/SBC |
防水性能 | IPX4 (生活防水程度) |
色 | ・ブラックオニキス ・パールホワイト ・ラピスブルー ・レッドスピネル ・ピンククオーツ |
価格 |
¥ 7,590(税込)
|
サイズ感 〜AVIOT TE-D01t、AirPods Proと比較〜
充電ケースはTE-D01t、AirPods Proと比べみると横幅が一番短い。一方で縦幅と高さは一番長いが、総じてかなりコンパクトなデザインの充電ケースに仕上がっている。開き方といい、指輪ケースみたい。個人的に充電ケースのデザインはこの3製品の中で一番気に入っている。
(左からTE-D01q、 TE-D01t、AirPods Pro)
イヤホン自体はスリムなAirPods Proと比べてみるとボテっとしている。
よりボテッと感のあるTE-D01tと比べると小ぶり。
(左からTE-D01q、 TE-D01t、AirPods Pro)
同梱物・付属品
イヤホンと充電ケース、USB Type-Cケーブル、イヤーキャップ、製品保証登録カード、説明書が同梱されている。
AVIOT TE-D01qのいいところ
イヤホン単体で連続11時間再生可能
TE-D01qはイヤホン単体で連続11時間再生できるほどバッテリーの持ちが良い。また、充電ケースと合わせると33時間も使用できる。
イヤホン単体で最大連続18時間、充電ケース込で最大連続60時間再生できるTE-D01tには及ばないが、TE-D01qも他社のワイヤレスイヤホンと比べて優秀。
なお、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の利用時は2〜3割程度再生時間が短くなる。
コスパが良い
TE-D01qはノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能、11時間持続バッテリーなどの機能・性能が備わっているのに7590円(税込み)という価格で購入できてしまう。他社完全ワイヤレスイヤホンと比べても、コストパフォーマンスはかなり高い。
豊富なカラーラインナップ
TE-D01qはブラック、ホワイト、ブルー、レッド、ピンクが用意されている。1色しか販売しない製品もあるなか、5色から選べるのは嬉しい。
軽い&小さい
TE-D01qはイヤホン片耳約5.5g、充電ケース込みでも約48gでかなり軽い。
AirPods Proがイヤホン片耳5.4g、充電ケース込で45.6gなのでほぼ一緒。
イヤホン片耳約8gのTE-D01tよりも30%くらい軽い。実際に長時間着用していてもTE-D01tよりも疲れにくい気がする。
引用:TE-01q
国産オーディオメーカー
オーディオブランド“AVIOT”はプレシードジャパン株式会社によって、開発・販売されている。ワイヤレスイヤホン市場において数少ない日本のオーディオメーカー。
音質は日本語の音が聴きやすいようにこだわるなど、日本人に馴染みやすい設計になっているようだ。
イヤホンの案内のガイダンスも日本語が使われているし、専用アプリも自然な日本語でかなりわかりやすい。
細かい部分ではあるが、この辺りを踏まえても、国産メーカーは安心できるし応援したくなる。
位置情報が確認可能
TE-D01tと同じように、最後に接続が解除された位置情報がGPSを使って記憶される。万が一の際も発見できる可能性がある。
AVIOT TE-D01qの気になったところ
ノイズキャンセリングはそこまで強くない
体感ではノイキャンはそこまで強くない。TE-D01tではサーキュレーターの羽の音など生活音のほとんどが消えたがTE-D01qでは少し残る。この部分に関してはTE-D01tとの差を感じた。
AirPods Proを入れた3製品のノイズキャンセリング機能の強さ、それぞれの差は下のように感じた。
TE-D01q << TE-D01t ≦ AirPods Pro
ただ、充分に使えるレベルではあるし、7590円という価格を考えると及第点以上だと思う。
ボタンが初期設定から変更できない
左イヤホン
1回:再生停止
2回:音量上げる
3回:音量下げる
長押し:ノイズキャンセリング機能オン/オフ、外音取り込みモード切り替え右イヤホン
1回:再生停止
2回:次の曲
3回:前の曲
TE-D01qのボタン操作は上記の通りで、今のところTE-D01tとは違って操作ボタンを変更することはできない。専用アプリの「操作ボタン設定」の項目がグレーアウトしており、全く受け付けられないのが現状。
また、TE-D01tと同じように、イヤホンを接続しているにも関わらず、アプリを開いた時点でイヤホンを選択させられる。
これも結構煩わしいので、改善してほしい。
ワイヤレス充電非対応
TE-D01qはワイヤレス充電に対応していない。ワイヤレス充電必須の人は、対応しているTE-D01tが良い。
【AVIOT TE-D01qレビューまとめ】コスパ最高の完全ワイヤレスイヤホン
・サブのイヤホンとして使いたい
・予算は1万円以下
・ノイキャンを使ってみたい
・バッテリーが長持ちするイヤホンが欲しい
上位モデルのTE-D01tやAirPods Pro等の他社の高価格帯完全ワイヤレスイヤホンと比べると、TE-D01qは機能性能の面で劣る部分が見えてくる。ただし、AVIOT TE-D01qは1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンとしては素晴らしい仕上がり。コストパフォーマンスはかなり高い。価格と品質を踏まえると、初めて完全ワイヤレスイヤホンを試してみたい人やサブのイヤホンが欲しい人など、ライトな層によりおすすめできる。
AVIOT TE-D01qとAVIOT TE-D01tどちらを購入すべきか?
TE-D01qとTE-D01tの価格差は3300円ほどある。だが、個人的にはワイヤレス充電に対応していることと、ノイキャンの精度の差で、AVIOT TE-D01tには価格差以上の価値があると感じた。それほどAVIOT TE-D01tのノイズキャンセリングの方がしっかりとノイズを消してくれるし、ワイヤレス充電は便利。
ただ、ノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能、最大11時間連続再生などが備わっていて、7590円で購入できるTE-D01qもかなり魅力的。価格帯が上のTE-D01tと比べると、いくつか性能・機能は劣るものの、多くの人にとって充分に満足できる製品だと思う。