【ルンバe5からi7+に買い換え】ごみ自動収集機能が最高。清掃効率も良い

2022年のAmazon Prime Day(プライムデー)でルンバi7+を購入して半年以上使った。
今まではルンバのエントリーモデルであるe5を使っていたので、上位モデルへの買い替えとなる。

今回はルンバi7+に買い替えて良かったことを中心に、i7+についてまとめていきます。

ルンバe5の不満点

ルンバi7+購入前まではルンバe5を約2年間使ってきた。最初は特に何とも思わなかったのだが、徐々に多少の不満を感じるようになった。

e5はぶつかる

1つ目はルンバe5が机の足や椅子などの障害物にぶつかりまくること。
ルンバe5は部屋中をいろんな角度から複数回走行することで清掃する。いわばランダムに走行しており、部屋の形状や障害物の位置を把握しているわけではない。
だから、障害物にめちゃくちゃ当たる。しかもまあまあの衝撃で。

基本的には外出中にe5を稼働させていたが、何回か在宅中にe5が清掃することもあったので結構なストレスだった。

e5は清掃の効率が悪い

e5はランダムに走行し、壁や障害物に当たる度に方向転換して再び走行し始めるような清掃の仕方なので効率が悪い。家でe5の清掃を見ている時は効率の悪さにイラっとするし、外出中にe5を動かしている時はちゃんと清掃しているのか心配。

まあしかし、e5にはカメラセンサーが付いていないし、搭載されているナビゲーションシステムは「iAdapt」で、これは上位モデルや最新モデルに比べるとかなり劣る。
だから、壁や障害物にぶつかることも、清掃の効率が悪いことも仕方がないこと。

その分ルンバの中ではお求めやすいエントリーモデルなのだから。

ゴミ自動収集機能が欲しい

e5を使い始めてしばらく経って、急に毎回のダストボックスのごみ捨てが面倒になってきた。ゴミ箱に捨てる時に毎回ごみを見ないといけないのもストレスだった。
次回買うときはゴミ自動収集機能付きにすると固く誓った。
最初はロボット掃除機が自動的に掃除してくれるだけでありがたかったのに。人間慣れは怖い。

 

Amazonセールでルンバi7+を購入

こんな感じで多少の不満はありつつも、e5は価格の抑えられたエントリーモデルで、しかも発売日は2018年と日々進化する家電製品の中ではいにしえのロボット掃除機になりつつあることに納得して使い続けていた。

そんな中、2022年7月のアマゾンプライムデーでルンバi7+が大幅に値引きされた。
定価129980円(税別)が約60000円とかなり安くなっていたので迷わず購入した。

ルンバi7+は元フラッグシップモデル

発売開始された2019年4月当初、i7+はフラッグシップモデルとして登場した。

2023年1月現在ではs9+やj7+などのi7+以上の性能を持つルンバが発売されているが、それらのモデルと比べても大きく見劣りするわけではない。
元フラッグシップモデルであることを充分納得できるだけの機能が備わっている。

i7+にはカメラセンサーが付いているので家の形状を正確に把握することができる。複雑な形状の間取りでも問題なし。
また、アプリのマップで侵入禁止エリアを設定できる機能もある。
これらの性能機能はs9やj7+にも備わっている一方で、i3+/i3やi2にはない。

清掃力(吸引力)の強さや水拭き機能、障害物回避機能が付いていない等いくつか違いはあるものの、基本的には現在のフラッグシップモデルとほとんど同じことができるルンバ。それがi7+。

自動ゴミ収集機能が便利すぎる

i7+に買い替えてから一番良かったのは、自動ゴミ収集機能が付いていること。
毎回清掃終了後はルンバが付属のクリーンベース(自動ゴミ収集機)に帰り、自動的にダストボックスのゴミを捨ててくれるので自分でごみを捨てる必要がない。

クリーンベース自体は最大60日間ゴミを溜められるみたい。
毎回ダストボックスのゴミ捨てを行う必要がないので、e5を使っていた時と比べてかなり楽になった。毎回汚いゴミを見ることがなくなって嬉しい。


必要な作業といえばi7+のパーツとクリーンベースのパックの交換くらい。

交換時期もアプリで確認できる。便利。

効率的に清掃(掃除時間が短い)

上でも書いたようにi7+はカメラセンサーを搭載している。加えてi7+はナビゲーションシステムが優れていて、清掃するたびに間取りを学習しているみたい。


だからi7+はマッピング機能も優秀で、その優秀なマッピング機能を使い部屋の間取りに近い見取り図を作成して、その見取り図に沿って最適なパターンで清掃してくれる。
非常に効率が良くて、実際に清掃の様子を見ていてもe5との違いは一目瞭然。

掃除時間もかなり短くて、e5でだいたい1時間以上かかっていた清掃がi7+では30分以下で終わる。

 

掃除結果マップを確認できる

i7+は履歴から掃除結果をマップで確認することもできる。

緑が清掃済みで、白が今回は掃除できなかったところ。所々掃除できていない場所があるの置いといて、結果が目に見えるのは嬉しい。

なお、この機能はi7+に限ったことではなくs9+、j7+/j7、i3+/i3、i2など現在発売されているモデルにも付いているみたい。

侵入禁止エリアがアプリで設定可能

清掃時にルンバに侵入して欲しくないエリアを指定したい場合、i7+ではアプリから簡単に設定できる。

赤枠内が設定している進入禁止エリア。
私の場合PC机周りと玄関の段差を進入禁止にしている。

これを設定するだけでルンバはこのエリアに入らない。
この機能はルンバの中でも上位モデルにのみ搭載されている。i3+/i3とi2、e5などでは使用できない。

使用できないモデルで進入禁止エリアを設定する場合は、デュアルバーチャルウォールを使う。

こんなやつ。
高さ10cmくらいではあるものの、インテリア的に気になるし邪魔。
だから、e5の時は使っておらず、家中どこでも侵入フリーにしていた。

この機能だけでもi7+にした価値があったと思う。

清掃能力の違いは実感できず

ルンバ600シリーズを基準にしてi7+は10倍の吸引力であるのに対して、e5は5倍。
スペックで比べるとi7+はe5の倍の吸引力があるはずだ。
しかし実際に使ってみても実感できるほどの差は感じなかった。
基本的にe5の吸引力でも十分に清掃できているし、逆にi7+でも取りきれず清掃できていない所もある。

ルンバi7+を使っていて起こった問題

玄関の段差で停止

最初は特に問題なかったけど、1ヶ月を過ぎたあたりから清掃中に玄関の段差で停止してしまうことが何回かあった。
e5では起こらなかったので一瞬故障かと思ったが、特に本体に問題はなかった。

仕方がないので、それ以降は途中停止しないように玄関の段差を進入禁止エリアに設定している。
設定してからは段差が原因で停止する事は一回もなくなった。

紐やコード類を巻き込んで停止

ロボット掃除機を使う時はできるだけ床から障害物を排除しておくのが鉄則。
私は基本的に床に置いているものは何もないので問題ないが、一度ベッドから垂れたコールマン寝袋の紐をi7+が巻き込んで停止していることがあった。

巻き込まれた紐をi7+から取り出すのは一苦労だった。

ゴミ自動収集機能付きルンバをもっと早く購入していれば良かった

e5からi7+に買い替えて半年以上使用した今、改めて思ったのはもっと早く買い替えておけばよかったということ。

効率的に短時間で掃除してくれて、進入禁止エリアをアプリで簡単に設定できる。掃除結果の確認もできるし、何よりごみ自動収集機能が便利すぎる。

約2年間もルンバ使用後に毎回ダストボックスの中のゴミを自分で捨てていたのが信じられない。
自動ゴミ収集機能がないロボット掃除機はもう使いたくない。

なお、現在i7+は販売が終了している。
i7+の性能をそのまま受け継いだ後継機にあたるモデルはないが、候補としてはj7+/j7、i3+/i3、i2あたりが選択肢になると思う。

この中でおすすめはi3+。


まず、ごみ自動収集機能は必須だと思っているのでこの時点でクリーベースが付いているs9+、j7+、i3+に絞られる。
そしてその中から値段を考慮して改めて検討するとi3+が一番良い選択。

i3+はカメラセンサーがないし、アプリで侵入禁止エリアを設定できないものの、コストを考えるとこれらの性能機能は妥協しても良い点だと思う。

ロボット掃除機は決して高くない

個人的にロボット掃除機はドラム式洗濯機と並んで絶対必要な家電。完全に掃除をゼロにしてくれるわけではないが、ロボット掃除機があるとないでは掃除にかける労力は雲泥の差。

確かに初期投資として最初にある程度のお金はかかる。だけど月換算で計算すると1000円程度に収まることがほとんど。これで掃除にかける労力と時間が大幅に削減させれることを考えると良い買い物と言える。