【SHOKZ OpenMove 骨伝導イヤホン】耳が疲れない。外耳炎でも快適

外耳炎になってしまいカナル型のイヤホンを使うのがしんどくなったので、骨伝導イヤホンを購入した。
購入した骨伝導イヤホンはSHOKZのOpenMove。
人生初の骨伝導イヤホンだったのでどんな感じか未知数だったが、使ってみたら思っていた以上に良かった。もはや手放せない。

今回は骨伝導イヤホンのメリットなども交えながらSHOKZ OpenMoveについてまとめていきます。

 

外耳炎でカナル型イヤホンがしんどい

耳掃除のやりすぎで外耳炎になった。辛い。痛い。やばい。ばやい。

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一番辛い時は頭痛やめまいもあり、イヤホンで音なんて聞いてられなかったのだが、多少回復してきたのでイヤホンで音楽を聴きたい。

とはいえ、カナル型のイヤホンは外耳炎に良くない。外耳炎を患っている外耳道にそのままイヤホンをねじ込むので患部が擦れるし蒸れる。

骨伝導イヤホンを購入

どうしたもんかと悩んでいた時に、骨伝導イヤホンの存在を思い出した。

前から興味はあったけどそこまで必要性がなかったので購入には至らなかったのだが、外耳炎になったことで事情が変わった。

耳の穴を塞がない骨伝導イヤホン。外耳炎でも使えるのはたぶんこれしかないと思い購入することにした。

骨伝導イヤホンとは

骨伝導イヤホンは耳を塞がずに音声を聞くことができるイヤホン。
普通のイヤホンとは異なり、音を直接耳に送るのではなく、イヤーパッドからの振動を骨を介して伝えることで音を届ける。

音を聞くために耳をふさぐ必要がないため、外部の音を聞きながら使用することができる。そのため安全性が高く、運動をする人や聴力障害のある人などにも適している。らしい。

SHOKZエントリーモデルOpenMoveを購入

今回購入したのは骨伝導イヤホンメーカーとして有名なSHOKZのエントリーモデルであるOpenMove。


購入時の価格は1万円ちょっとだった。

骨伝導イヤホンはピンキリで何でも良いのなら、Amazonで3000円くらいから売っている。
今回は初の骨伝導イヤホン購入ということもあり、骨伝導イヤホンメーカーとしてポピュラーなSHOKZの製品から選んだ。

骨伝導イヤホンは耳への負担が少ない(疲れない)

骨伝導イヤホンを使って一番良かったことは耳がほとんど疲れないこと。
カナル型のワイヤレスイヤホンを使っていた時は3時間以上連続で使用していると耳に痛くなり、音楽を聴くのがしんどくなった。

OpenMoveでは痛くならない。長時間付けっぱなしで使用していても驚くほど疲れが出ない。

カナル型イヤホンよりも明らかに耳への負担が少ないと実際に使ってみて感じた。たぶん普通のイヤホンより聴力への影響も少ない。

骨伝導イヤホンは外れない。落ちない

骨伝導イヤホンは一般的に耳にかけて使用する形状になっているので外れにくい。

洗い物中など両手が塞がった状態でカナル型イヤホンを使っていた時は、途中で外れて落ちないようにイヤホンをちょいちょい肩で耳にねじ込んでいた。
(ほぼビートたけし。)

それでも洗い物中にイヤホンを水の中に落下させてしまったことがあった。
骨伝導イヤホンではそんな心配が全くない。外れる心配なく、家事や筋トレ・運動などを存分にできるのでかなり快適になった。

骨伝導イヤホンは周囲の音が聞こえる。運動に最適

骨伝導イヤホンは耳の穴を塞がない構造なので周囲の音もバリバリ聞こえる。
なので、雑音を消して集中したい場面には向かない。

だが逆に、外でのウォーキングやランニングなどある程度周囲の状況を耳で拾う必要がある場面には骨伝導イヤホンは適している。
外れず落ちない点も踏まえてると運動に最適。

OpenMoveの重量は29g

OpenMoveは軽すぎる。本体重量は29gで付けているのを忘れてしまうことがたまにある位に軽いので、全く邪魔にならない。

OpenMoveの充電はType-C

OpenMoveはType-C端子で充電する。

Type-Cは現在の主流なのでSHOKZ製品も全てType-C充電が採用されているかと勝手に思っていたが、どうやらOpenMove以外は磁気マグネット式の専用端子で充電するみたい。

中には便利そうな磁気マグネット式の方が良いという人もいるかと思うが、個人的には他のスマホやヘッドホンとケーブルを共用したいのでType-Cで良かった。

OpenMove以外はType-Cじゃないということを購入後に知った時は肝を冷やした。

OpenMoveは2時間充電で6時間連続使用可能

OpenMoveはバッテリー0%から2時間充電で100%になり、連続で6時間の使用ができる。
私は自宅での利用のためバッテリー切れを心配したことはないが、外で利用する場合はバッテリー残量を気にする場面があるかも。

最近のワイヤレスイヤホンと違い充電ケースがないので、充電が切れたらそこで終わり。

なお、OpenMoveはエントリーモデルというだけあって、連続使用6時間と一番短い。

スタンダードモデルのOpenRunは連続使用8時間、ハイエンドモデルのOpenRun Proは10時間となっている。

OpenMoveとSHOKZハイエンドモデルとの比較

今回購入したOpenMoveは価格の抑えられたエントリーモデル。
以下がスタンダードモデルのOpenRunとハイエンドモデルのOpenRun Pro。

OpenMove

  • 価格:11,880円(税込)
  • 発売年:2020年
  • バッテリー時間:6時間
  • 充電時間:2時間
  • 防水防塵規格:IP55
  • 水分検出器:なし
  • 重量:29g
  • 充電ポート:USB-C

 

OpenRun

  • 価格:17,880円(税込)
  • 発売年:2022年
  • バッテリー時間:8時間
  • 充電時間:1.5時間
  • 防水防塵規格:IP67
  • 水分検出器:あり
  • 重量:26g
  • 充電ポート:磁気マグネット式

 

OpenRun Pro

  • 価格:23,880円(税込)
  • 発売年:2022年
  • バッテリー時間:10時間
  • 充電時間:1時間
  • 防水防塵規格:IP55
  • 水分検出器:あり
  • 重量:29g
  • 充電ポート:磁気マグネット式

まずは上でも書いたようにバッテリーの持ちが違うので、連続使用時間に差がある。
他には防水防じん性能にも差があるので、耐久性が必要な場合はスタンダードモデルのOpenRunを検討しても良いかも。(最上位モデルのOpenRun ProがエントリーモデルのOpenMoveと同じIP55なのはなんでや)

OpenMoveと骨伝導イヤホンの注意点

騒音のある環境では不向き

上でも書いたように骨伝導イヤホンは耳の穴を塞がないという構造上、使用中は周囲の音が入ってくる。
だから外での運動やウォーキングなど周囲の状況を把握する必要がある場面では適しているが、静かに集中したい場面では向かない。
もはやワイヤレスイヤホンの標準装備となったノイズキャンセリング機能ももちろん使えない。

音にこだわりがある人には不向き

音質にこだわりのない私はOpenMoveの音に不満を感じたことはない。高音も低音もそこそこ効いているし、値段の割に音質は良いと思う。
けどあくまで、骨伝導方式なので従来のイヤホンに比べると音質は劣る。

音に拘りがある人にOpenMoveは不向きだし、そんな人は骨伝導イヤホン自体向いていないと思う。

OpenMoveにして正解だった

OpenMoveを使うようになって今まで使っていたカナル型のイヤホンをやめたことが良い影響を及ぼしたのか、外耳炎はほとんど治った。

骨伝導イヤホンでも充分なことがわかったのでカナル型イヤホンの使用再開はしておらず、今後もするつもりない。

今は基本は骨伝導イヤホンOpenMoveを使っており、ノイズキャンセリング機能を使って集中したい時はAnkerのヘッドホン Soundcore Life Q30を使っている。

これも良品。
この使い分けでとりあえず不満は何もないのでしばらくこれでいく。

今回は深く考えずにエントリーモデルのOpenMoveを購入したが大正解だった。

防水性能、充電時間、使用時間、音質など上位モデルと比べると差はあるものの、OpenMoveでも充分満足している。

音質性能共に不満はないし、何より上位モデルでは出来ないType-Cケーブルで充電できるのが嬉しい。