【TVなしのメリットデメリット】テレビを手放して変わったこと

なんとなく軽い気持ちでテレビを処分してから4年くらい経った。お笑い好きでバラエティ番組ばかり見ていたので、テレビなしの生活に耐えられるか心配だったが、意外にも全然問題なかった。すっかり自宅にテレビがないのが普通になった。
今回はテレビを手放して変わったことについてまとめていきます。

テレビを処分して約4年

2019年にメルカリでテレビを売り払ってから自宅にテレビを設置せず約4年が経った。
↓の記事でまとめたようにいろんな物を捨てたり売ったりしてきたのだけど、テレビはその中でも一番の大物。

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テレビの代わりはTverやYouTube、Hulu

昔からお笑い・バラエティ番組が好きで、どちらかと言えばテレビっ子。在宅時はバラエティ番組を中心に基本的にテレビを付けていた。特に気に入っているのは「にけつ」「相席食堂」「水曜日のダウンタウン」。特番系では「すべらない話」「IPPONグランプリ」「M1グランプリ」「キングオブコント」など。王道だけどこの辺りはやはり外せない。

一昔前ならテレビがないと、この辺りの番組を見ることは難しかったが、今ではTverで放送してくれることが多い。「M1グランプリ」も数年前から公式がネタだけをリアルタイムからの時差数分でYouTubeに上げてくれるので、テレビがなくても見れてしまう。
また、HuluやAmazonプライムビデオ、NetflixなどのVODサービスでも放送から数日〜数ヶ月で視聴できる番組も多いので嬉しい。

 

ネット環境だけで最高峰のお笑い番組・バラエティ番組が合法に視聴できる時代となった。
中には、動画サービスを使っても視聴できない番組もあるが、その時は諦めるようにしている。昔よりバラエティ番組を見たいという意欲がなくなった。

ちなみに、Tverのスマホ・タブレットアプリは広告が多すぎてUI/UXは最悪。PCブラウザ+広告ブロックでの視聴でないとストレスが半端ないので、Tverアプリはほとんど使ったことない。

テレビの代わりにタブレット(iPad)は必須

テレビが無くてもやっていけているのはiPadの存在がかなり大きい。
基本的に家にいる時は、Mac miniで作業やブラウジングしながら、iPadで好きな作品をながら視聴してる。

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iPhoneは映像コンテンツを長時間視聴するには小さい。また、視聴中はiPhoneで他のことをやりにくいので、iPadは個人的に必須。

テレビを見なくなって家でのイライラが皆無になった

思い返してみると、テレビを手放した理由の一つはテレビを視聴していてイライラすることが多いことに気が付いたからだった。
凄惨な事件のニュースや、繰り返し流れるCM、なぜか押されているクソおもんない芸人やタレントの顔などテレビがあると嫌でも目入る。特にM1のネタ中に切り抜かれる一部審査員の顔やネタ後のコメントは鬱陶しいくて仕方がなく、年1回の楽しみにしている番組なのにストレスの方がでかかった。

当然だけど、これらイライラに対して自分にはどうすることもできない。
と思い込んでいたのだけど、テレビを手放して見なくなったことによって、これらのストレスによるイライラがなくなった。
テレビを手放してから至って平穏。今思えば、なぜ最も快適であるはずの自宅であんなにイライラしていたのかがわからない。

部屋にゆとりができた

当然だけど、テレビは場所を取る。だから、テレビがなくなってからは部屋に余白が生まれた。

ただ、逆にリビングというのはテレビありきで設計されていると思うので、テレビがないと部屋がインテリア的に締まらないような場合もあると思う。

時間ができた

テレビを手放してからは自宅での時間が増えた。テレビがあると、ついザッピングしながらダラダラ視聴してしまうことが多かったのだけど、そのようなことはなくなった。

今では土日の時間がある時にTverにログインして、お気に入り登録している番組を1.75倍で飛ばしながら視聴している。毎回大体45分くらいで視聴が終わるし、その間も何か他の作業をしているので無駄な時間はほぼない。

受信料を払わなくても良い

自宅にテレビがないと、某放送局の受信料を合法的に払う必要がない。車でテレビ放送が視聴できる場合など例外はあるが、集金に対して正々堂々と拒否できる。

CMを見る機会が激減

テレビを手放してテレビ番組を見ることが減ったのに伴って、CMを見る機会もほぼなくなった。
基本的にCMは嫌いなのでこれは喜ばしいこと。

でも、たまにテレビCMを見た時は釘付けになってしまっている自分がいることに気が付いた。
多分、何回も繰り返されるというCMの性質が嫌いなだけであって、刺激的で心が動かされてるCM自体は嫌いではないのだと思う。

考えてみれば、クリエイティブのトップにいるような人たちがしっかり金かけて作っているテレビCMの質が低いわけがない。

だから、少しはCMを見て自分の中にも僅かにあるだろうクリエイティビティーを刺激することは必要だと思い至った。

そのために、YouTubeプレミアムをあえて解約してCMを見る機会を作るようにした。
結果、テレビCMに比べて明らかに質の低いYouTube用CMの視聴機会が増えただけだった。

トレンド・流行に追いつけない

テレビを見なくなってから世間ではどういったものが人気なのか、どういったものを流行らせようとしているのかが以前よりわからなくなった。
特にここ数年で出てきたタレントは全くわからん。ジャニーズやAKB、乃木坂系?などグループ名くらいはなんとなく聞いたことあるが個人名は全くわからないし、ギャル姉ちゃんタレントも誰が誰なのか全く不明。
Tverなどで見ているバラエティ番組を通して、見てはいるとは思うのだけど興味ないからすぐ忘れる。

だからといって困ることはないと思っていたのだけど、最近自覚した問題は芸人のエピソードトークや例えにそいつらが出てきてもピンとこないためイマイチ笑えないこと。
お笑い力が落ちたと実感するこの瞬間は結構悲しい。