【メルカリにAirPods Proのコピー品が大量発生】本物と偽物の見分け方も

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最近、AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンを購入した。

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予想していたよりもかなり良かったので、AVIOT TE-D01tをメインにして、今まで使っていたAirPods Proを売却して良いかもと思っている。

そこで、メルカリとラクマでAirPods Proがどれくらいで売却できるか確認したところ、かなりの数の偽物・コピー品と思われる商品が出品されている現状を知り驚いた。

しかも、偽物のクオリティーは年々上がってきており、ひと目見ただけでは本物と見分けがつかないほど精巧に作られているようだ。

そこでこの記事では、本物と偽物のAirPods Proを見分けるための項目をまとめてみた。
ちなみに、この記事で出てくる画像のAirPods Proは全て正規品。

AirPods Proが正規品か偽物か、見極めるためのチェック項目

箱のデザインが正規品と同じか

箱のデザインは確実に確認しておくべきところ。

ただし、近頃のAirPods Proのコピー商品は箱も含めて模倣してあることが多く、箱のデザインは正規品と全く一緒である場合が多い。逆に箱のデザインが異なる場合は一発で偽物とわかるので楽。

AirPods Proの箱の画像

 

箱にシリアル番号やJANコード、技適マークがあるか

正規品のAirPods Proの箱の側面にはシリアル番号やJANコード、技適マークが表記されている。
偽物の中にはこれらの表記がないものもあるみたい。

AirPods Proの箱の画像(シリアル番号、JANコード、技適マーク記載面)

 

シリアル番号は有効か

シリアル番号をAppleの下記サイトで確認すると、AirPods Proの保証情報が確認できる。

Check your Apple warranty status. Enter a serial number to r…

(シリアル番号が確認できる場合の表示)

Appleシリアル番号確認サービスのイメージ画像1

 

(シリアル番号が確認できない場合の表記)

Appleシリアル番号確認サービスのイメージ画像2

 

ただし、本物のシリアル番号を偽物AirPods Proに貼り付けているコピー商品も存在するようなので、あくまで判断材料の一つ程度に考えるべき。

 

箱の文字が正規品と同じか

シリアル番号が書かれている面には、シリアル番号の他にもJANコードなどが書かれている。
偽物は文字間隔や配置が違ったり、表記の日本語もおかしかったりていることが多いので、ここも確認しておきたい。

 

説明書に日本語が使われているか

AirPods Proの国内正規品の取扱説明書は、英語と日本語で表記されている。
国内正規品なのに英語や中国語でしか書かれていない場合は正規品ではない。

模倣の完成度が上がってきている近頃の偽物でも、説明書の日本語までは真似していない物が多いみたい。
説明書が日本語で書かれているかどうかは判断しやすいポイント。

AirPods Pro説明書の画像

 

交換用のイヤーキャップにサイズの印字があるか

AirPods ProにはSサイズとLサイズの交換用イヤーキャップが付属しており、正規品にはS・Lと表記されている。

偽物にはこの表記がないことが多いようだ。

AirPods Pro交換用イヤーチップの画像

 

充電ケースのマークが正規品と同じか

充電ケースの中のマークも、正規品と偽物を見極めやすいポイントの一つ。

偽物であってもマークの表記自体はあるが、正規品と比べてやや小さかったり、微妙にマークのデザインが違ったりすることがある。
また、正規品にはシリアル番号の記載もあるので、シリアル番号がなかったり、新品にも関わらず箱やデバイス上から確認できるシリアル番号と違っていれば偽物と判断できる。

AirPods Pro充電ケースのマーク

 

AirPodsPro本体の印字がおかしくないか

正規品にはAirPods Pro本体にも文字が印字されている。文字がなかったり、文字が明らかに斜めになっている場合は正規品でないと判断できる。

 

ノイズキャンセリングが効くか

AirPods Proの魅力であるノイズキャンセリング機能。偽物でもノイズキャンセリングモードに設定することができるものが多い。
ただし、ノイズキャンセリング機能の効果を発揮しないものがほとんど。

だから、不良品や故障している場合を除いて、ノイズキャンセリング機能を設定しているにも関わらずノイズがまったく遮断されない場合は正規品でないと考えられる。 

 

イヤーチップテストが有効か

AirPods Proはイヤーチップの大きさが自分の耳に合っているかどうかを確認することができる。

AirPods Proイヤーチップテストの結果画像1


偽物のAirPods Proでも確認テストは行えるものの、テストが機能しない場合が多い。

正規品の場合は、大きさがあってなかったり、イヤーチップ自体が外れていると下記画像のように「イヤーチップを調整するか他のチップにしてください」という表示が出る。一方で偽物の場合は、イヤーチップを装着していない状態でも「密閉されています」と表示されるものが多いようだ。

AirPods Proイヤーチップテストの結果画像2

 

偽物を買ってしまわないためには?→Apple Storeや家電量販店で購入する

確実に正規品を購入するにはAppleや大手家電量販店、Amazonなど信頼できる店で購入するのが一番。
最近は家電量販店やAmazonではAirPods Proを割引価格で購入できる機会もある。特に最近のAmazonのセールでは、AirPods Proが割引されることが多く、2021年6月のプライムデーでは国内正規品の新品が22,000円ほどで販売されていた。
ただ、Amazonで購入する場合でも、Amazon以外の業者から購入して発送される場合は注意が必要。信頼できる業者かどうかレビューをもとに判断するなどしっかりと確認したい。

メルカリやラクマで買う際に注意すること

Appleや家電量販店などの信頼できる店で買えば安心とは言っても、メルカリやラクマなどのフリマサイトでは、お買い得価格で新品や新品同様品のAirPods Proが売られているのも事実。
だから、以下のようなことを確認して問題なければ、購入しても問題ないと思う。

チェック項目をできるだけ確認する

この記事で挙げたような正規品かどうか判断できるチェック項目をできるだけ確認することが重要。基本的に全部の情報を載せて出品しているケースはないと思うので、正規品だという確証を得るためにどんどんコメントで質問すればいい。

チェックリストイメージ画像

定価とあまり変わらない値段でも疑う

定価30,000円のAirPods Proの新品が14,000円で出品されていればすぐに怪しいと判断できるが、意外と25000円以上でもAirPods Pro偽物が出品されているみたい。
定価から考えて妥当だからといって安心するのではなく、しっかりと疑ってかかることが重要。

疑問のイメージ画像

日本語がおかしくないか

偽物と思われるAirPods Proの大半は、おかしな日本語が目につく。説明を読んでいて不自然な商品はスルーするのがベター。

出品者の評価を見る

偽物と思われるAirPods Proを出品している人は評価数が0もしくは1〜3など、極端に少ない場合が多い。また、本人確認が実施済みかどうかも一つの判断材料になる。

評価0出品者のイメージ画像

受け取り後は正規品と確認できてから評価する

説明と違うものが送られてくる可能性も充分にあるので、到着後は使ってみてしっかりと正規品だという確証を得てから評価するべき。
適当な確認で評価して取引が終了してしまい、後ほど偽物と発覚した場合は、時既に遅し。より面倒なことになってしまう。