【Panasonicジェットウォッシャードルツ】口内環境ケアに不可欠

歯医者の定期検診で歯周病になりかけていると言われたことがきっかけで以前から興味があった口腔洗浄器(Panasonicのジェットウォッシャードルツ)を購入した。
購入後1ヶ月で再び歯科検診を受けた結果、完治とはいかないものの目に見える効果が出て改善し始めたし、何より使った後の快感が最高でもはや生活になくてはならない物になった。

この体験から口腔洗浄器は歯周病や虫歯などの口内環境にトラブルを抱えている人はもちろん、特に問題がない人も予防の意味も込めて使用した方が良いと思うようになった。

今回は私の生活を変えたといっても過言ではない口腔洗浄器(Panasonicのジェットウォッシャードルツ)を紹介します。

 

歯医者の定期検診で歯周病が発覚

私は虫歯になりやすい体質ということもあり、日々の歯の手入れはしっかりとやっている。歯ブラシに加えてフロス(糸ようじ)、スケーラー(歯医者で使用される針みたいなやつ)、マウスウォッシュ(モンダミン)と複数の道具を使って毎日ケアしている。

このように普段から丁寧に歯をケアしている甲斐もあってか、3〜6ヶ月に一度のかかりつけ歯科での定期検診では、「しっかりと磨けているのでこの調子で頑張りましょう」と歯科衛生士さんに褒めてもらえることも多い。

だから、今回の定期検診でも褒められるだろうとたかを括っていたのだが、、、

歯科衛生士さん
右上の歯3本の歯周ポケットが深くなっています。歯周病になりかけていますね。

 

全28本(親知らず4本抜歯済み)の内、右奥上3本の歯周ポケットの深さが(4mm、4mm、5mm)だった。
正常範囲は2ミリまでらしいので歯周ポケットが深くなっていると判明した。前回の同箇所の歯周ポケットの深さは全て2mmだったので悪化したことは明らかだった。

日々着実に老化しているとはいえ、私はまだアラサー。
歯周病はもっと歳を重ねてからなると思っていたので、かなりショックだった。

歯周病はヤバイ

歯周病はまだ自分には関係ないと舐めていたことはかなり後悔しているのだけども、悔やんでも仕方ない。だから、「歯周病とはなんや」と歯周病を理解するところから始めた。

虫歯が歯の病気であるのに対して、歯周病は歯茎の病気。
歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に細菌が入ることにより歯茎に炎症が起こる。これが歯肉炎。

さらに歯肉炎が進行してしまうと、歯を支えている骨がを溶かして歯がグラグラになってしまう。これが歯周炎
この2つを合わせ歯周病と呼ぶようだ。

歯周病を放っておいてさらに進行してしまうと、歯がある日ポロッと抜け落ちてしまうかもしれない。食事を自分の歯でできなくなるのは嫌だし、何より健康的に長生きするには歯と足腰が大事だと聞いている。

てなわけで、歯周病ならびに口内環境の改善に取り組むことにした。そこで購入したのがパナソニックの口腔洗浄器ドルツ。

口腔洗浄器(ジェットウォッシャー)とは

簡単に言うと歯間や歯茎の境目などの歯ブラシではケアがにしくい部分に高圧の水流を当てて汚れを落とす機械。

口腔洗浄器ジェットウォッシャードルツEW-DJ54を購入

以前から効果があると聞いていた口腔洗浄機に興味はあったが、定期検診での結果は毎回良好だったので購入には至らなかった。

それが今回の定期検診で事情が変わったので即購入した。
あと、単純に歯医者で水圧を当ててもらうのが気持ちいいので、同じような爽快感を毎日家でも味わいたいと思ったのも購入の動機。

購入したのはパナソニックの口腔洗浄器ドルツEW-DJ54。

口腔洗浄機には据え置き型とコードレス型の二つがあって、ドルツEW-DJ54はコードレス型。
据え置き型とコードレス型のざっくりとした比較としては、据え置き型は利用に電源が必要である代わりにコードレス型に比べて大量に水が入るので1回の利用時間が長い。
Panasonicジェットウォッシャードルツの据え置き型(EW-DJ75)は600mmの水が入り約3分間連続使用ができる。

一方でコードレス型は充電式で電源交流が必要がなく、防水仕様なので場所を選ばず利用できる。
Panasonicジェットウォッシャードルツのコードレス型(EW-DJ55、EW-DJ54)は200mmの水を入れることができ、連続使用は約1分間となる。

これらの違いから比較したが、ミニマリスト思考の私にとってはコードレス型一択だった。
また、いつも途中で4回ほど水を補給して約5分使用しているので、据え置き型を買っていたとしても1回の水入れでは足りない。購入前は全く計算していないことだったけどラッキーだった。
コードレス型なら旅行などにも持って行きやすいし、風呂場や台所、洗面所など、場所を選ばず使用できるのも大きい。

ちなみに、EW-DJ54の最新型であるEW-DJ55も販売されているが、違いは底面カバーの色だけみたい。
機能に違いはないようなので、色によっぽどのこだわりがない場合は安い方を購入すれば間違いないと思う。

使い方は簡単

EW-DJ54に限らず口腔洗浄器の使い方はかなり簡単。本体に水を入れて、ノズルから出てくる水を歯や歯周ポケットなどに当てるだけ。

私の場合は上の歯表と裏、下の歯表と裏、最後に仕上げに軽く全体を毎晩の歯磨きの仕上げに当てている。

最初の方は洗面所の床に水を撒き散らしたが、3日目くらいでコツを掴んでからはほとんど水を撒き散らすことは無くなった。

EW-DJ54に関してはボタンは電源ON/OFFボタンと水圧調整ボタン(5段階調節)のみなので、かなりシンプルで分かりやすい。

ちなみに、超音波水流ノズルしか使っておらず、舌磨きとポイント磨きノズルは1回も使ったことない。

1ヶ月で効果がでた(歯周ポケットの深さが改善)

歯周病になりかけていると言われた定期検診から約1ヶ月。経過を見てもらいに再びかかりつけの歯科に行った。

診断の結果は、右奥上3本の(4mm、4mm、5mm)だった歯周ポケットは(3mm、3mm、4mm)となっていた。
歯医者でも定期検診の時にきれいに清掃してもらったので口腔洗浄機だけの効果ではないと思うが、口腔洗浄器の使用前後で少し改善した。まだ、正常範囲の2mm内には届いていないものの1ヶ月で効果が出たのは嬉しい。

期待していたドブ(ザリガニ)の匂いはしなかった

購入前に「口腔洗浄器 ドルツ」と検索してしようとすると、「口腔洗浄器 ドブ臭い」のサジェストがあった。全く結びつかなかった2つのワードにどんな関係があるのか確認したところ、どうやら初めて口腔洗浄機を使ったときに、吐き出される水がドブやザリガニのような激臭を放つ場合が多いらしい。
これはおそらく今までの溜まりに溜まった食べかすなどが一気に放出されるから。

また、口腔洗浄器の水圧で歯茎から血が出てしまうこともあるらしい。

幸いにも私の場合はザリガニ臭も吐血もなかった。だが、ザリガニ臭は少しだけ体験したかった思いもあったのでちょっと残念だった。

たまらない爽快感。毎晩使わないと気持ちが悪い

口腔洗浄器ドルツEW-DJ54を使い始めてから毎晩寝る前の歯磨きの際に使用しているのだけど、もはやこれなしでは歯磨きが終われない。最初の方は口腔洗浄器を使うという習慣がなかったため何回か忘れそうになったが、爽快感が足りないことで忘れていたことに気が付いた。
完全に歯磨きの一部、いや生活の一部に組み込まれたといっても過言ではない。

口腔洗浄器ドルツジェットウォッシャーのデメリット

得られた効果の方が大きいので大きな問題ではないが、一応不満というか面倒なこともいくつかある。それが下記の3点。

  • 掃除や管理が面倒
  • 歯磨きの時間がプラス3〜5分
  • 充電は3日に1回必要

掃除や管理が面倒

EW-DJ54に限ったことではないが使用後は毎回乾燥が必要。
私の場合は使用後ティッシュで水気を拭き取ったあと、設置した口腔洗浄器用のカゴに入れて乾燥させている。

また、しばらく使用していると毎度乾燥させてはいるにも関わらず、容器の中に汚れが付着してしまう。
汚れた容器から排出された水で洗浄していては本末転倒なので、定期的に歯ブラシなどの細長いものを使って容器の中を清掃している。

仕方ないことではあるが管理は結構面倒。

また、EW-DJ54は水を入れる部分のフタが外れやすいのか、最初慣れるまでは頻繁に外れてしまった。力加減を覚えてからはあまり外れなくなったが、一番最初に外した時は壊してしまったかと思って肝を冷やした。

歯磨きの時間がプラス4〜5分

口腔洗浄器の使用は意外と時間がかかる。
私の場合は、
上の歯表、上の歯裏、下の歯表、下の歯裏、仕上げに軽く全体
と順番にそれぞれだいたい40秒ほど当ててる。また水を補給する時間もかかるので毎回合計で5分くらいはかかっている。歯磨きの時間にプラスこの時間がかかるのは少し面倒。

充電は3日に1回必要

EW-DJ54はフル充電で約10分利用できるみたい。私は大体3日に1回充電していることに加え、3日目の最後の方はEW-DJ54が虫の息でいつ止まるかわからない状態になることを踏まえても間違いはない。

また、EW-DJ54は3年ごとに電池の交換が推奨されている。できるだけ長く生き延びてほしい。

 

健康長寿はお口の健康から

歯周ポケットが深くなっていることを知りショックを受けたが、口腔洗浄器を使用し始めたことにより状況は改善しつつある。目に見てわかる効果が出たし、歯周病の問題を抱えている人はもちろん、単に口内ケアに力を入れたい人にも口腔洗浄器はおすすめ。

口腔洗浄器自体はいろんなメーカーが出しており価格はピンキリ。
パナソニックのコードレス型のタイプならだいたい15000円〜20000円ほどなので多少の出費になるかもしれない。
それでも、“1本100万円”とも言われる歯の価値と“健康長寿は口の健康が大事”と言われていることを考えると決して高くはない買い物だと思う。