先日、楽天グループが発表したように、2023年12月1日からSPU(スーパーポイントアッププログラム)が大きく変更されることになった。 いくつかのサービスで還元率が変更になり、各サービスの獲得上限ポイントは大きく引き下げられることになった[…]
気がつけば、2022年は楽天市場で100万円以上買い物していた。
2023年は100万円以上はいかないもののそれに近いくらい楽天市場で買い物すると思うので、誕生月のキャンペーンを利用して楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えた。
無事に切り替えが完了し、11000円分の楽天ポイントも付与されて一安心。
今回は実際に加入した楽天プレミアムカードについてまとめます。
この記事は現在保有・使用しているクレジットカードのまとめ記事です。 楽天カード→メイン、楽天買い物 生活費全般を支払っているのが楽天カード。基本的にどこでも1%還元なので、メインとして使っている。 [sitecard subtitle[…]
- 1 楽天プレミアムカード損益分岐点超えてた
- 2 誕生日月キャンペーンで11000ポイント(年会費相当)貰えた
- 3 楽天市場での買い物が+2%なので楽天ポイントが貯まる
- 4 楽天プレミアムカード限度額は最高300万円
- 5 楽天市場コースは火・木はさらに+1%
- 6 誕生月はポイント還元率+1%
- 7 楽天プレミアムカードは付帯保険が手厚い
- 8 国内海外の空港ラウンジ利用可。プライオリティ・パス無料
- 9 【2023年6月〜】楽天証券の投信積立、楽天カード決済 ポイント進呈率引き上げ
- 10 楽天経済圏は改悪の可能性もある
- 11 楽天カード(ノーマル)との2枚持ちも可能
- 12 プレミアムカードはメリット多数!55万円以下でも元が取れるかも
楽天プレミアムカード損益分岐点超えてた
2022年楽天市場での買い物金額を計算すると100万円超えていた。
楽天プレミアムカードの損益分岐点は55万なので倍くらい超えてたけど、普通の楽天カードしか持っていなかった。だから、約一万円分くらいは損した計算になる。
そのことに気がついた2023年1月だった。
そして、有効期限が1月末までの楽天プレミアムカードに切り替えると11000ポイントが貰えるキャンペーンのインビテーションが届いていた。
これはどうやら誕生日月の特典らしい。
2023年も楽天市場で55万円以上は買い物すると思うので、このインビテーションを使って楽天プレミアムカードに切り替えることにした。
楽天プレミアムカード損益分岐点は55万円
楽天プレミアムカードの年会費は11000円(税込)で、楽天市場での買い物において普通の楽天カードより2%多くポイントが付与される。
だから、楽天市場で55万円分の買い物に+2%のポイントがつくことを考えると、55万 × 0.02%=1.1万円 となる。
つまり楽天市場で年間55万円以上買い物するなら楽天プレミアムカード1.1万円の年会費の元は取れるという計算になる。
また後述にもあるように、楽天プレミアムカードに加入して楽天市場コースを選択すると、毎週火・木は楽天市場での買い物が+1%になる。
この場合は楽天カードとの差は3%なので約36.7万円の買い物で元が取れる計算になる。
ただし、楽天で一番お得に買い物できるタイミングはセール期間のお買い物マラソン中。さらに+2%のポイントが付く毎月0か5がつく日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)。
基本的にこの条件を満たす日が一番ポイントが付くので、急がない買い物ならこの期間まで待つ方が得策。
楽天市場コースを選択した楽天プレミアムカードを持っていても、お買い物マラソン期間ではない普通の火曜木曜に買い物するよりも、お買い物マラソンで買い物する方がお得なのは変わらない。
お買い物マラソンと毎月0か5の付く日、かつ毎週火曜か木曜が重なっていれば最高。
だけど、毎月この3つが重なるわけではないので、楽天カードと楽天プレミアムカードの楽天市場でのポイント付与の差は3%ではなく2%で計算している。
誕生日月キャンペーンで11000ポイント(年会費相当)貰えた
1月は誕生月ということで楽天プレミアムカードに切り替えると11000ポイントが貰えるというインビテーションが来ていた。
11000ポイントはちょうど1年間の年会費にあたるので、もし楽天市場を全く使わなかったとしても1年間は実質無料で利用できてしまう。
切り替えキャンペーンが無かったとしても楽天プレミアムカードへの加入を検討していたので、これを機に迷わず楽天プレミアムカードに変更することにした。
楽天市場での買い物が+2%なので楽天ポイントが貯まる
上記でも書いたようにこれは楽天プレミアムカードの大きな魅力の一つ。
楽天プレミアムカードにいくつかの特典がある中で、今回楽天プレミアムカードに切り替えた目当てはこれ。(私の使い方ではこれ以外の特典のメリットを享受する機会はあまりない。)
楽天市場での買い物に楽天プレミアムカードを使用すると、普通の楽天カードを使った時と比べて+2%の楽天ポイントが付与される。
前述の通り、楽天市場で年間55万円以上買い物する人は加入すれば元が取れるのでおすすめ。
楽天プレミアムカード限度額は最高300万円
楽天カードの限度額は最高100万円なのに対して、楽天ゴールドカードは200万円、楽天プレミアムカードは300万円となっている。
昨年まで限度額100万円の楽天カードを使っていたのだけど、買い物が重なり利用可能額が残り3000円くらいになってしまったことがあった。
そのときは家賃が無事に引き落とされるか肝を冷やした。
楽天プレミアムカードに切り替え後は限度額が200万円まで上がったので、買い物が重なっても多分大丈夫。
9ヶ月で限度額300万になった
さらに楽天プレミアムカードに切り替えて9ヶ月後、いきなり限度額が上限の300万円に上げられた。
多分毎月10〜20万くらい安定して決済していたのが、上限引き上げに繋がったのだと思う。
(まあ引き上げられても、そんなに使うことないから別に要らんかった)
ちなみにノーマルの楽天カードの利用枠も上限の100万円ある。
だけど、楽天カードを2枚持っている場合は、利用可能枠の大きい方が総利用可能枠となるみたい。
引用:楽天カード
プレミアム300万ノーマル100万で合計400万使えるわけではなく、楽天プレミアムカードの利用枠300万円が総利用可能枠となるので頭の片隅に置いときたい。
楽天市場コースは火・木はさらに+1%
前でも触れたように楽天プレミアムカードでは楽天市場コースを選択することによって、毎週火曜と木曜は楽天市場での買い物が+1%になる。
また、楽天市場コース以外にもエンタメコースとトラベルコースがあり、下記3つのコースから1つを選択することができる。
- 楽天市場コース・・・毎週火曜日・木曜日に楽天市場利用でポイント+1%
- トラベルコース・・・楽天トラベル利用でポイント+1%加算
- エンタメコース・・・Rakuten TVまたは楽天ブックス利用でポイント1%
なお、コース設定しなかった場合は自動的に楽天市場コースになるみたい。
誕生月はポイント還元率+1%
楽天プレミアムカードにすると毎年誕生月の楽天市場での買い物は+1%の楽天ポイントが還元される。
毎週火木だけの楽天市場コースではなくて1ヶ月間毎日なのでこれは計算しやすい。結構嬉しい特典。
楽天プレミアムカードは付帯保険が手厚い
- 国内旅行傷害保険
- 海外旅行傷害保険
- 動産総合保険
楽天プレミアムカードは上記の3種類の保険に付帯されている。
海外旅行傷害保険は利用付帯(支払いに楽天カード決済が必要)の楽天カードと楽天ゴールドカードとは違って、楽天プレミアムカードは自動付帯(保有しているだけで補償の対象)の部分が多いのは嬉しい。
海外での傷害・疾病治療(病気や怪我で病院にかかった時の補償)も最大300万円付いて年会費11000円であることを考えると充実してる。
国内海外の空港ラウンジ利用可。プライオリティ・パス無料
楽天プレミアムカードと当日の搭乗が確認できるものを提示すると国内空港のラウンジを利用できる。
これは楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードの特典なのでノーマルの楽天カードのままでは利用できなかった。
また、楽天プレミアムカードを持っているとプライオリティ・パス会員カードを無料で発行できる。
プライオリティ・パスを持っていると世界中にある1300以上のラウンジが何回でも利用できる。
プライオリティ・パスに加入するには469米ドルかかるので、年会費11000円で無料発行できる楽天プレミアムカードはかなりお得。
【2023年6月〜】楽天証券の投信積立、楽天カード決済 ポイント進呈率引き上げ
最近の発表あったように、2023年6月買付分より楽天証券の投信積立(投資信託を毎月一定額積立てる投資方法)を楽天カードで決済した場合のポイント進呈率が引き上げられる。
対象は信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%未満の商品。楽天プレミアムカード以外のカードも対象で、それぞれの新しい進呈率は下記。
- 楽天プレミアムカード 1.00%
- 楽天ゴールドカード 0.75%
- 楽天カード 0.50%
楽天経済圏は改悪の可能性もある
↑の投信積立みたいな改良改善はあるものの、楽天グループのサービスは改悪と隣り合わせ。
モバイル事業に金がかかる影響もあり、ここ数年は利用者にとって好ましくない変更が相次いでいる。
楽天ゴールドカードのポイント付与率が変更されたように、楽天プレミアムカードも今後何かしらの変更が起こる可能性も考えられる。
とはいえ、楽天経済圏が他のよりも格段にお得なのは現状間違いない。今後もできる限り長く恩恵を受け続けたい。
楽天カード(ノーマル)との2枚持ちも可能
以前は普通の楽天カードを2枚持っていたのだけど、今回そのうちの1枚を楽天プレミアムカードに切り替えた。
だから現在は楽天プレミアムカードと楽天カードの2枚持ちの状態。
楽天カードで支払っていた家賃などは面倒なので変更せずそのままにしてる。
- 楽天カード→家賃など
- 楽天プレミアムカード→楽天サービス全般
楽天市場などの楽天サービス以外の支払いに関してはノーマル、ゴールド、プレミアムどれでもポイント付与率は同じ1.0%なので特に問題はない。
カードの明細が2枚のカードに分かれてしまうが、楽天市場でいくら使ったかわかりやすいので今後もこのままでいく予定。
プレミアムカードはメリット多数!55万円以下でも元が取れるかも
楽天市場で年間55万円以上利用するなら楽天プレミアムカードの元は取れてしまう。
だけど、楽天市場で月平均約4.6万円利用する人はあまり多くないかもしれない。
ただ、プライオリティーパスが無料で国内外の空港ラウンジが利用できることや手厚い各種保険が付帯していることを考慮すると、楽天市場での利用が55万円以下でも人によってはかなりお得。海外に行く機会が多い人などは十分元が取れると思う。
逆に年間55万円以上楽天市場で使わないし、空港利用機会も多くない人は年会費永年無料のノーマルの楽天カードで十分。
楽天カードは種類問わず流行りのナンバーレスデザインになった。セキュリティー面でもデザイン面でも嬉しい。
この記事は現在保有・使用しているクレジットカードのまとめ記事です。 楽天カード→メイン、楽天買い物 生活費全般を支払っているのが楽天カード。基本的にどこでも1%還元なので、メインとして使っている。 [sitecard subtitle[…]